海と指輪と潮干狩り・3

 

 

「ってことは中学の残りはこっちですごすんだ」

「うん♪・・・そのために親おどしたからねぇ・・

(脅っ!)前は東京にいたんだっけ?美睡ねぇちゃんは」

「そうそう・・。あっ、そういえばその学校のテニス部がここに来るから」

「へぇ〜〜・・・・ってえぇ!!!

剣太郎うるさいW

ドカッ

私たちは海岸から部室へと移動した。

昔と変わらなくて思わず嬉しくなる。剣太郎がうずくまっているのを無視して(おい)

虎次郎が出してくれたお茶をずずっと飲む。

「たしか・・・今度来るのってあそこだよね?」

虎次郎がいっているあそこと私が行っていた学校は同じだと思う。

「そう、私が行っていたのは氷帝学園よ。

あぁ、ジローちゃんとか元気かなぁ・・・。

「もしかしてテニス部のマネージャーだったのか?」

「せいかーい☆正解した春風には薔薇スカーフ(43)のテレカをプレゼントVv

「いらねぇよ(滝汗)」

「いやぁさ、ちょうど練習試合決めた時に引越しが決まったから。」

「じゃぁ、驚いていただろ」

「うん。『俺様の義兄弟が・・』とか『俺を置いていくんですか!!』とか『・・・・ウス』とか。」

「最後のウスは意味わかんないよ、ねぇちゃん」

「というか、美睡。いつのまに義兄弟なんか作ったんだ」

「んー。なりゆき?

はっはっはっと笑うと全員がはぁーと溜め息をついていた。

「・・・っ、変わってないなお前」

ガシガシと子供の頭を撫でるように春風は私の頭を撫でた。

〜〜〜〜っ///

虎次郎、笑ってないで助けてくれ・・・

「で、俺たちに会いたいために戻ってきた?」

「うん。それと・・・・・・・・・・・・・・・」

ちらっと春風を見る。どうやら春風は気付いていないようだ。

 

 

 

好きな人に告白しに舞い戻ってきました」

 

 

 

「へぇ〜、好きな人に・・・は?」

「い、今こ、告白って・・・」

剣太郎顔赤いよ。

私に恋愛がないとでも思っていたな、こやつ・・・

「あぁ、とうとうするんだ」

「さ、サエ知っていたのか!!」

「まぁね。(というか分かるって)」

 

「・・・・美睡の好きな相手って誰?」

まだ心の準備が出来てなくていえません。

「うふふ〜〜(遠い目)ひ・み・つ♪」

壊れたのねん

 

 

〜〜〜〜♪<メールが来てるぜ>

 

「あっ、景吾からだ。」

けいご・・・?

「うん。さっきの義兄弟だよ。」

にっと笑うと春風は眉をよせていた。

「何々・・・・。・・・・・・・・っ!!」

メールの内容を見て私は青ざめた。

「・・・・・・どうした?」

春風が私の様子がおかしいのに気付いて顔を見ようとする。

「・・・・・っ///

自分の顔が火照るのが分かった。

「ちょっと、電話してくる。」

「・・・けいごってやつにか」

「まぁね。」

 

 

 

そういって私は部室を出た。そして、海岸へと走っていった。


美睡のいらない感想
段々と剣太郎がやられキャラになってるのが素敵だ(笑)春日さんから「海と指輪と潮干狩り3」です。
このヒロインは氷帝でどんな生活を送っていたのでしょうか??
跡部と義兄弟って・・・・本当にどんな生活だ??後、何故持っているんだ薔薇スカーフ(43)のテレカ(笑)
ヒロインはバネさんに告白できるのか、跡部の「義兄弟」発言の真意は、そしてメールの内容は一体!?
謎が謎を呼ぶ展開ですね!!!(違うよ)
ありがとうございます〜。続き、楽しみに待ってます〜VVVV


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